仮想通貨(暗号資産)は危険?知っておくべき注意点と対策を徹底解説

仮想通貨

「仮想通貨(暗号資産)」と聞いて、「盗まれる」「危ない」といった印象を持っている人も多いかもしれません。

仮想通貨投資を始めてみたいけど、「ハッキングなどが不安でなかなか踏み出せない」という方もいらっしゃるでしょう。

確かに、デジタル犯罪のリスクや投資であるゆえの注意事項が全くないとは言い切れません。しかし適切な対策や、自身のセキュリティ意識を高く持つことでリスクを抑えることは可能です。

本記事では、仮想通貨(暗号資産)の注意点と安全に取引するために必要な対策、ポイントを詳しく解説します。

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この記事を書いた人
みゆのび。

1994生まれ。会社員2年(転職1回)→フリー4年目|鍼灸師を細々と続けつつ複業してます。|Webライター≫編集エディター≫株トレーダー|乗馬、読書、アニメ、学ぶことが好きです。

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仮想通貨(暗号資産)とは?

仮想通貨(暗号資産)とは、インターネット上でやりとりできる財産的価値であり、紙幣や硬貨のような実体を持たず、データだけで存在しています

※資金決済法の改正(令和2年5月1日施行)により、法令上、「仮想通貨」は「暗号資産」へ呼称変更されました。(金融庁

「資金決済に関する法律」において、仮想通貨(暗号資産)は次の性質をもつものと定義されています。

  1. 不特定の者に対して、代金の支払い等に使用でき、かつ、法定通貨(日本円や米国ドル等)と相互に交換できる
  2. 電子的に記録され、移転できる
  3. 法定通貨または法定通貨建ての資産(プリペイドカード等)ではない

参照:暗号資産(仮想通貨)とは何ですか?|日本銀行

買う・貯める・増やす、使うといった取引(=トランザクション)をすべてインターネット上で行えることが仮想通貨(暗号資産)の特徴です。

詳しくは下記の関連記事をご覧ください。

>>関連記事:【初心者向け】仮想通貨とは?基礎知識や種類、始め方をやさしく解説

仮想通貨(暗号資産)はどこで買える?

仮想通貨(暗号資産)は、「取引所」や「販売所」と呼ばれる事業者(=暗号資産交換業者)から入手・換金することができます。

  • 取引所…個人間の売買を行う
  • 販売所…業者を相手に売買を行う

販売所は、すぐ・確実に売買が成立しますが、業者との取引のため手数料が取引所に比べ高くなるため、個人用途で売買を行う場合は、「取引所」で売買するのが一般的です

仮想通貨(暗号資産)を利用する際の注意点

仮想通貨(暗号資産)は、24時間365日いつでもどこでも取引が可能で、スマートかつ新しいお金のかたちとして期待されている反面、リスクも存在します。

ここでは、仮想通貨を利用する際の注意点を大きく3つ紹介します。

仮想通貨を利用する際の注意点

  • 価格の変動が大きい
  • 国による価値の保証がない
  • デジタル犯罪によるリスク

価格の変動(ボラティリティ)が大きい

1つ目の注意点は、価格の変動(ボラティリティ)が大きいことです。

仮想通貨(暗号資産)は、利用者の需給バランスや、システムの異常といった通貨の価値を損なう事態などさまざまな要因によって、仮想通貨(暗号資産)の価格が大きく変動する可能性があります。

価格変動が大きいことは、それだけ価格が上がる可能性がある一方で、仮想通貨(暗号資産)の価格が急落し、損をする可能性もあることを把握しておく必要があるでしょう。

国による価値の保証がない

また、国による価値の保証がないことも注意すべき点です。

仮想通貨(暗号資産)は、日本円やドルなどのように国がその価値を保証している「法定通貨」ではありません。

つまり、それぞれの国や地域の経済状況の影響を受けにくいというメリットがある一方で、システムの崩壊など仮想通貨(暗号資産)の価値を大きく損なう事態が生じても、それぞれの国や地域は価値を保証してくれないということです。

デジタル犯罪によるリスク

仮想通貨(暗号資産)は、実体がない通貨なので物理的に奪われることはありませんが、ハッキングのようなデジタル犯罪に巻き込まれるリスクも注意しなければなりません

しかし、ハッキングを受けるのは取引所であり、仮想通貨(暗号資産)そのものではないことから、セキュリティ対策が整っている取引所を選ぶことでリスクを抑えることが可能です。

リスク対策|取引所選びのポイント

ここまでの説明で、「やっぱり仮想通貨って怖い」と不安になった方もいるかもしれません。

しかし、適切な対策や、自身のセキュリティ意識を高く持つことでリスクを抑えることは可能です。

特に「デジタル犯罪によるリスク」は、セキュリティレベルが高い登録業者を選ぶことがポイントになります。

セキュリティレベルが高い登録業者の見分け方

取引業者のセキュリティという視点から見た場合にポイントになるのが、暗号資産交換業者として登録されているかという点です。

暗号資産交換業者は、金融庁が管轄する登録制度で、業務内容や体制、セキュリティレベルの評価などを審査したうえで登録されます。

登録されていれば絶対安全というわけではありませんが、業者として基本的な条件は満たしているという基準になるでしょう。

暗号資産交換業者の代表例

  • コインチェック株式会社
  • 株式会社bitFlyer 
  • GMOコイン株式会社
  • 株式会社DMM Bitcoin
  • 楽天ウォレット株式会社 
  • LINE Xenesis株式会社

参照:暗号資産交換業者登録一覧 – 金融庁(2022年6月時点)

仮想通貨(暗号資産)を守るための対策

そもそも仮想通貨(暗号資産)は、ブロックチェーンという仕組みによりデータが守られているため、改ざんされにくいと言われています。

ブロックチェーンとは

仮想通貨(暗号資産)の取引を記録する台帳のようなもので、取引データを一定数の「ブロック単位」に分けて鎖(チェーン)のようにつないで情報を記録していく仕組み。

>>関連記事:仮想通貨の仕組みとは?始め方やセキュリティ対策も解説

とはいえ、何度も言うように、どこにネット犯罪の危険が潜んでいるかわかりません。

先述の通り、セキュリティレベルが高い取引所を選ぶことはもちろんですが、大事な資産を守るために、自分でもセキュリティ意識を高めておくことが大切です。

初心者の方は、仮想通貨をはじめる前に以下のセキュリティ対策も押さえておきましょう。

  • コールドウォレットで保管する取引所を選ぶ
  • 2段階認証の設定を行う

コールドウォレットで保管する取引所を選ぶ

仮想通貨(暗号資産)の保管場所であるウォレットは次の2種類があります。

  1. ホットウォレット…インターネットと接続されたウォレット
  2. コールドウォレット…オフライン状態のウォレット

ハッキングはインターネット経由で行われるので、ネット上で保管するホットウォレットは盗まれるリスクが高くなります。過去に仮想通貨業の取引所がハッキングされた事件も、ホットウォレットの通貨だとみられています。参照:CoinPost

そのため、ネットに接続していない口座であるコールドウォレットで保管する取引所を選ぶことで被害を防ぐことができます

なお、暗号資産交換業者には、顧客の暗号資産をコールドウォレット等で管理することが義務付けられています。

参考:暗号資産に関するトラブルにご注意ください!|金融庁

2段階認証の設定を行う

2段階認証とは、個人がウォレットにアクセスするときのセキュリティ対策の一種で、自身が設定したログインパスワード以外に、別途、認証アプリなどで発行されるパスワードで確認を行う方法です。

万が一、悪意のある第三者からの不正アクセスがあった場合、セキュリティ認証が不正ログインをブロックし、被害を未然に防ぐことができます。

パスワードを厳重に管理するためにも、2段階認証を設定しリスク対策を行いましょう

仮想通貨(暗号資産)の始め方

ここまでの注意点やリスク対策を踏まえたうえで、最後に、仮想通貨(暗号資産)の始め方をご説明します。

仮想通貨(暗号資産)の取引は、まず口座(ウォレット)を開くことからスタートします。

初心者でもネット上で簡単に口座を開設でき、口座の開設や維持にかかる費用は、どの取引所も基本無料です。

口座開設までの流れは、取引所によって異なりますが、基本的な流れは以下のようになります。

口座開設の手順

  1. メールアドレスの登録
  2. 登録したアドレスに送られてくるリンク先へ行き、パスワードを設定
  3. 利用規約などを読み、同意する
  4. 住所・氏名など基本情報を入力
  5. 本人確認の書類をアップロード
  6. 取引所による審査・承認後、口座開設が完了

>>関連記事:【初心者向け】Coincheck(コインチェック)の始め方ガイド

STEP1. メールアドレスの登録

まず、信用度や取り扱っている通貨の種類などで口座を作りたい取引所を決めたら、ウェブサイトでメールアドレスの登録を行います。

GoogleやYahoo!などのフリーアドレスでもアカウント登録ができます。

取引所によってはアプリを使って開設することも可能です。

STEP2. 登録したアドレスに送られてくるリンク先へ行き、パスワードを設定

メールアドレスを登録すると折り返しの確認メールが届くので、それをクリックして本人確認画面にアクセスします。

パスワードは、その後の取引でも必要になるため、忘れずに控えておきましょう。

STEP3. 利用規約などを読み、同意する

利用規約には必ず目を通し、「同意」にチェックをします。

STEP4. 住所・氏名など基本情報を入力

住所や氏名、生年月日など、基本情報を入力します。

STEP5. 本人確認の書類をアップロード

マネーロンダリングなどの不正を防止するため、本人確認書類の提出が求められます。

▼本人確認書類の一例

  • マイナンバーカード(写真付き)
  • 運転免許証
  • パスポート など

画面上の指示に従ってアップロードをします。本人確認書類は、写真に撮るかスキャンしてデータ化しておきましょう。

STEP6. 取引所による審査・承認後、口座開設が完了

アップロードした本人確認の書類をもとに審査が行われ、承認されると口座を有効化させるパスワードが書かれたハガキが届きます。

パスワードを入力すると口座開設が完了です。すぐに資金を入金し、売買がスタートできます。

口座開設には2〜3日かかる場合もあるので、余裕を持って手続きをしましょう。

初心者におすすめの仮想通貨(暗号資産)取引所

最後に、仮想通貨(暗号資産)取引におすすめの国内取引所を2つご紹介します。

  • Coincheck(コインチェック)
  • bitFlyer(ビットフライヤー)

どちらも、取引所としての知名度・信用度が高い取引所です。

もし、はじめての取引所選びに迷っていたら、ぜひチェックしてみてください。

Coincheck(コインチェック)

コインチェック(Coincheck)は、金融庁登録済の暗号資産交換業者であるコインチェック株式会社が運営している暗号資産取引所です。

東証一部上場企業のマネックスグループが親会社として運営しているため、信頼性は十分です。

特徴

  • 運営の信頼性
  • 取扱通貨数:17種類
  • 初心者でも使いやすい
  • 取引所の取引手数料が無料
  • アプリダウンロード数、国内No.1

※2020年1月 – 12月(データ協力:App Annie)

スマホ用アプリの使いやすさ・操作性にも定評があり、仮想通貨を500円から買うことができるため、初心者でもはじめやすい取引所です。

最短5分で口座開設の申し込みができます。申し込みから完了までは一定の時間が必要ですが、最短1日で取引を開始することも可能です。

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bitFlyer(ビットフライヤー)

bitFlyer(ビットフライヤー)は、金融庁登録済の暗号資産交換業者である株式会社bitFlyerが運営する、日本の暗号通貨取引所です。

2014年からサービスを展開しており、取引所の中では長い歴史を誇ります。

みずほファイナンシャルグループを筆頭に国内のメガバンクなどから出資を受けており、取引所としてのセキュリティレベルも高い取引所です。

特徴

  • 各種手数料が無料
  • 取扱通貨数:15種類
  • サポートも充実していて安心
  • 業界最長 7 年以上ハッキング0の実績

bitFlyer(ビットフライヤー)は、ビットコインをはじめ15種類の仮想通貨を100円から取引できるという特徴があります。

他の取引所と比較して最低取引金額が少額に設定されているため、仮想通貨取引をより手軽に始めることができます。

公式サイト:bitFlyer(ビットフライヤー)

まとめ

本記事では、仮想通貨(暗号資産)の注意点と安全に取引するために必要な対策やポイントを解説しました。

取引業者のセキュリティという視点から見た場合にまず重要なのは、暗号資産交換業者として登録されているかという点です。

また、大事な資産を守るために、自身のセキュリティ意識を高め、適切な対策を図ることでリスクを抑えることにつながります。

この記事で、少しでも不安の解消になれば幸いです。

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参考書籍

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