ビットコインとは、世界で初めてブロックチェーンを基盤として誕生したデジタル通貨で、人気・時価総額ともにつねにトップに君臨しています。
その人気ぶりから「仮想通貨=ビットコイン」と思っている方も少なくないのではないでしょうか。
ビットコインは新しい通貨の一種としてさまざまな使い道も検討され注目を集めている一方で、投資先として全くリスクがないというわけではありません。
本記事では、ビットコインの誕生からその仕組み、メリット・デメリット、買い方などを初心者にもわかりやすく解説します。
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ビットコインとは
ビットコインとは、代表的な仮想通貨のひとつで、現在の仮想通貨プログラムの基礎を確立した世界初の仮想通貨です。
時価総額ランキングでは常にトップ(※)を走り続け、仮想通貨市場の基軸通貨として他の銘柄の価格変動に大きな影響を与えています。※参照元:CoinMarketcap
そもそも仮想通貨とは?
そもそも仮想通貨とは、インターネット上で利用できる世界共通のデジタル通貨のことで、日本銀行では、仮想通貨(暗号資産)のことを、インターネット上でやりとりできる財産的価値と表現しています。
※資金決済法の改正(令和2年5月1日施行)により、法令上、「仮想通貨」は「暗号資産」へ呼称変更されました。(金融庁)
>>関連記事:【初心者向け】3分でわかる仮想通貨とは?基礎や手順、注意点を解説
ビットコイン誕生の背景
ビットコインは、2008年10月にサトシ・ナカモトという謎の人物が発表したビットコイン(BTC)の構想論文「Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System」でした。
その論文が土台となり、論文発表から約2ヶ月後の2009年1月に、後述する取引内容を記録する仕組みとビットコインが誕生しました。
ビットコインだけじゃない!仮想通貨(暗号資産)の種類
仮想通貨(暗号資産)には複数の種類があり、大別するとビットコインとそれ以外の通貨(=アルトコイン)に分けられます。
元祖仮想通貨(暗号資産)であるビットコイン以外の通貨をアルトコインと呼び、その数はなんと全世界で2,000種類以上もあるといわれています。
▼仮想通貨(暗号資産)の代表例
- ビットコイン
- ビットコインキャッシュ
- イーサリアム
- イーサリアムクラシック
- リップル
- ライトコイン
- ネム
- モナコイン など
アルトコインのアルトは「代わり」という意味で、「ビットコインの代わりになるコイン」という位置づけです。
その多くはビットコインの仕組みをもとにしたもので、ビットコインのプログラムを改良することによって生まれています。
>>関連記事:【厳選】仮想通貨の種類とその特徴、選び方のポイントを解説
ビットコインの特徴と仕組み
ビットコインの大きな特徴は以下の3つが挙げられます。
ビットコインの特徴
- 管理する中央組織が存在しない
- 過去の取引データを変更できないシステム設計
- 監視役となる監視者が不要
ビットコインが注目されたのは、流通量や値動きなどを管理する人がいなくても通貨として機能する技術=「ブロックチェーン」があったからです。
ブロックチェーンとは、仮想通貨(暗号資産)の取引を記録する台帳のようなもので、取引データを一定数の「ブロック単位」に分けて鎖(チェーン)のようにつないで情報を記録していく仕組みです。
従来のネットワークは、中央集権型の一元管理されたものが主流ですが、ブロックチェーンでは相互に管理する自律分散型システムとなっています。
ブロックチェーンによって分けられた取引データが、世界中の端末に分散して存在していることで、データの改善などが難しくなるため、監視役となる管理者が不要なのです。
>>関連記事:仮想通貨の仕組みとは?始め方やセキュリティ対策も解説
ビットコインと電子マネーの違い
「電子マネー」とは一般的に、現金をデータ化して、決済をする手段を示し、電子的なデータのやり取りで、現金と同じように、モノを買ったりサービスを受けたりすることができます。
例えば、交通系ICカード(Suica、PASMOなど)やプリペイドカードなどが電子マネーに該当します。
ビットコインをはじめとする電子マネーは、どちらもデータであるため実体がないことは共通していますが、法定通貨を基準としているかという点に大きな違いがあります。
暗号資産(仮想通貨) | 特定国家の保証がない、暗号されたデジタル通貨 |
電子マネー | 法定通貨をデジタル化したもの |
電子マネーは法定通貨に紐づいている一方で、ビットコインなどの仮想通貨は、特定の国家によって価値を保証されているものではありません。
暗号資産はユーザー同士が取引の承認を行うなど、国に依存しないシステムを構築しており、「資金決済に関する法律」においても、電子マネーとは異なるものとして定義されています。
>>関連記事:暗号資産を簡単にいうと?定義や電子マネーとの違いをやさしく解説
ビットコインのメリット・できること
ビットコインの基礎知識や仕組みがわかったところで、実際にビットコインを使って何ができるのか、どんなメリットがあるのかを見ていきましょう。
仮想通貨の代表格であるビットコインは、現状として投資対象と認知されているところがありますが、ほかにも通貨の一種としてさまざまな使い道が検討されています。
例えば、次のような使い方ができます。
- 商品の決済手段として使える
- コストや時間を抑えて海外に送金できる
それぞれ詳しく説明します。
商品の決済手段として使える
ビットコインは通常の通貨と同じように、商品やサービスの決算手段として使うことができます。
国内でもすでにビットコインで決済できるお店などがあります。
▼国内でビットコインが使えるお店(一例)
- DMM.com(ネットショップ)
- ビットコインモール(ネットショップ)
- bitFlyer/ビットフライヤー(ネットショップ)
- ビックカメラ(家電)
- ソフマップ(家電)
- メガネスーパー(メガネ) など
ビットコインの取引所である「coincheck」を運営する企業レジュプレスのまとめによると、 2016年末時点でビットコインが使える国内の店舗は4200件程度であることがわかっています。(参照:iFOREX)
今後もその数は増えていくと予想されるでしょう。
コストや時間を抑えて海外に送金できる
また、海外に向けた送金もビットコインは便利です。
銀行などの金融機関を経由する送金は、最低でも数千円の手数料と為替手数料がかかります。
また受取人に着金するまでに数日かかり手続きも煩雑です。
その点、ビットコインの送金手数料は無料か小額で済みすぐに着金できるため、コストや時間を抑えることが可能になります。
ビットコインのデメリット・注意点
ビットコインにはメリットがある一方で、取引を始める前に知っておきたいデメリットや注意点もあります。
ここでは、ビットコインを含め仮想通貨取引のデメリットと注意点を3つ紹介します。
- 価格の変動が大きい
- 国による価値の保証がない
価格の変動(ボラティリティ)が大きい
1つ目の注意点は、価格の変動(ボラティリティ)が大きいことです。
仮想通貨(暗号資産)は、利用者の需給バランスや、システムの異常といった通貨の価値を損なう事態などさまざまな要因によって、仮想通貨(暗号資産)の価格が大きく変動する可能性があります。
価格変動が大きいことは、それだけ価格が上がる可能性がある一方で、仮想通貨(暗号資産)の価格が急落し、損をするデメリットにつながる可能性もあることを把握しておく必要があるでしょう。
国による価値の保証がない
また、国による価値の保証がないことも注意すべき点です。
仮想通貨(暗号資産)は、日本円やドルなどのように国がその価値を保証している「法定通貨」ではありません。
つまり、それぞれの国や地域の経済状況の影響を受けにくいというメリットがある一方で、システムの崩壊など仮想通貨(暗号資産)の価値を大きく損なう事態が生じても、それぞれの国や地域は価値を保証してくれないという点もデメリットとして押さえておきましょう。
>>関連記事:仮想通貨(暗号資産)は危険?注意点と対策をくわしく解説
ビットコインはどこで買えるの?
「ビットコインを買ってみたいけど、どこで買えるの?」という方もいるかもしれません。
ビットコインをはじめ仮想通貨(暗号資産)は、「取引所」や「販売所」と呼ばれる事業者(=暗号資産交換業者)から入手・換金することができます。
- 取引所…個人間の売買を行う
- 販売所…業者を相手に売買を行う
販売所は、すぐ・確実に売買が成立しますが、業者との取引のため手数料が取引所に比べ高くなるため、個人用途で売買を行う場合は、「取引所」で売買するのが一般的です。
>>関連記事:仮想通貨の取引所と販売所の違いは?メリット・デメリットを比較
初心者でも簡単!ビットコイン取引の始め方4ステップ
ここからは、実際にビットコイン取引の始め方をご説明します。
各取引所によって異なりますが、ビットコイン取引をはじめる流れは基本的に以下の4ステップです。
ビットコイン取引を始める流れ
- 口座開設に必要なものを準備
- 仮想通貨取引所で口座を開設
- 口座に日本円を入金
- 仮想通貨を買う
STEP1. 口座開設に必要なものを準備
まず、口座開設のために必要なものを準備します。
取引所で口座を開設する際は、マネーロンダリングなどの不正を防止するため、本人確認書類の提出が求められます。
▼本人確認書類の一例
- マイナンバーカード(写真付き)
- 運転免許証
- パスポート など
本人確認書類は、写真に撮るかスキャンしてデータ化しておくと登録がスムーズでしょう。
STEP2. 仮想通貨取引所で口座を開設
準備ができたら、仮想通貨取引所で口座(ウォレット)を開きます。
口座開設はネット上で簡単にできます。もちろん、口座の開設や維持にかかる費用は、どの取引所でも基本無料です。
口座開設までの基本的な流れは以下のようになります。
口座開設の手順
- メールアドレスの登録
- 登録したアドレスに送られてくるリンク先へ行き、パスワードを設定
- 利用規約などを読み、同意する
- 住所・氏名など基本情報を入力
- 本人確認の書類をアップロード
画面の案内に従い、手続きを進めます。
上記1〜5まで手続きが終わると、アップロードした本人確認の書類をもとに審査が行われます。
承認されると口座を有効化させるパスワードが書かれたハガキが届き、そのパスワードを入力すると口座開設が完了です。
>>関連記事:初心者でも簡単!仮想通貨の始め方と事前ポイントをやさしく解説
STEP3. 口座に日本円を入金
口座(ウォレット)の開設が完了後、口座に日本円を入金することで仮想通貨を売買する投資ができるようになります。
入金方法は「銀行振込」「コンビニからの入金」などが一般的です。自分が入金しやすい方法を選んで入金しましょう。
その際、入金方法や手数料は各暗号資産取引所によって異なるため、事前にチェックしておく必要があります。
STEP4. 仮想通貨を買う
Coincheck(コインチェック)やbitFlyer(ビットフライヤー )などの、暗号資産販売所での買い方は以下のような手順で行います。
- 仮想通貨銘柄の選択
- 取引したい数量を設定
- 売却・購入ボタンをクリック
アプリ版がある取引所だと、より操作がシンプルで使いやすい設計になっているので初心者でもはじめやすいです。
ビットコイン取引におすすめの仮想通貨取引所
最後に、ビットコイン取引の初心者にもおすすめの国内取引所を2つご紹介します。
- Coincheck(コインチェック)
- bitFlyer(ビットフライヤー)
どちらも、取引所としての知名度・信用度が高い取引所です。
もし、はじめての取引所選びに迷っていたら、ぜひチェックしてみてください。
Coincheck(コインチェック)
コインチェック(Coincheck)は、金融庁登録済の暗号資産交換業者であるコインチェック株式会社が運営している暗号資産取引所です。
東証一部上場企業のマネックスグループが親会社として運営しているため、信頼性は十分です。
特徴
- 運営の信頼性
- 取扱通貨数:17種類
- 初心者でも使いやすい
- 取引所の取引手数料が無料
- アプリダウンロード数、国内No.1※
※2020年1月 – 12月(データ協力:App Annie)
スマホ用アプリの使いやすさ・操作性にも定評があり、仮想通貨を500円から買うことができるため、初心者でもはじめやすい取引所です。
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>>関連記事:【初心者向け】Coincheck(コインチェック)の始め方ガイド
bitFlyer(ビットフライヤー)
bitFlyer(ビットフライヤー)は、金融庁登録済の暗号資産交換業者である株式会社bitFlyerが運営する、日本の暗号通貨取引所です。
2014年からサービスを展開しており、取引所の中では長い歴史を誇ります。
みずほファイナンシャルグループを筆頭に国内のメガバンクなどから出資を受けており、取引所としてのセキュリティレベルも高い取引所です。
特徴
- 各種手数料が無料
- 取扱通貨数:15種類
- サポートも充実していて安心
- 業界最長 7 年以上ハッキング0の実績
bitFlyer(ビットフライヤー)は、ビットコインをはじめ15種類の仮想通貨を100円から取引できるという特徴があります。
他の取引所と比較して最低取引金額が少額に設定されているため、仮想通貨取引をより手軽に始めることができます。
公式サイト:bitFlyer(ビットフライヤー)
まとめ
本記事では、ビットコインの誕生からその仕組み、メリット・デメリット、買い方などを解説しました。
ビットコインとは、世界で初めてブロックチェーンを基盤として誕生したデジタル通貨で、圧倒的人気を誇っています。
とはいえ、投資先として全くリスクがないというわけではありません。ビットコイン取引にチャレンジする前に、まずは十分な情報を集め、よく検討してからはじめることが大切です。
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※ 期間:2019年1月〜2021年12月、対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak