仮想通貨に興味があるけど、「セキュリティが心配…」という方は多いでしょう。
確かに、過去には仮想通貨取引所がハッキング攻撃される事件がありました。しかし、そのような事件があったからこそ日本の仮想通貨に対する法整備が進み、各取引所のセキュリティ対策は大きく前進をしたことも事実です。
本記事では、仮想通貨取引所のセキュリティ対策や仕組み、保守性が高い取引所の見分け方などを解説します。
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仮想通貨とは?
そもそも仮想通貨(暗号資産)とは、インターネット上で利用できる世界共通のデジタル通貨のことです。
日本銀行では仮想通貨のことを、インターネット上でやりとりできる財産的価値と表現しています。
※資金決済法の改正(令和2年5月1日施行)により、法令上、「仮想通貨」は「暗号資産」へ呼称変更されました。(金融庁)
買う・貯める・増やす、使うといった取引(=トランザクション)をすべてインターネット上で行えることが仮想通貨の特徴です。
詳しくは下記の関連記事をご覧ください。
>>関連記事:【初心者向け】仮想通貨とは?基礎知識や種類、始め方をやさしく解説
仮想通貨(暗号資産)はどこで買える?
仮想通貨(暗号資産)は、「取引所」や「販売所」と呼ばれる事業者(=暗号資産交換業者)から入手・換金することができます。
- 取引所…個人間の売買を行う
- 販売所…業者を相手に売買を行う
販売所は、すぐ・確実に売買が成立しますが、業者との取引のため手数料が取引所に比べ高くなるため、個人用途で売買を行う場合は、「取引所」で売買するのが一般的です。
>>関連記事:仮想通貨の取引所と販売所の違いは?メリット・デメリットを比較
仮想通貨取引所のセキュリティが重要視される背景
仮想通貨が誕生して10年以上が経ち、これまで何度か仮想通貨のセキュリティが問題視されるニュースが取り上げられ話題になりました。
例えば、以下のような事件が代表的です。
■2014年2月…マウントゴックス事件
世界初の取引所であるマウントゴックス社がハッキング被害に遭ったとし、顧客の保有していた75万BTC(約480億円相当)と顧客が預けていた現金約28億円を消失させた事件。
■2018年1月…コインチェック流出事件
日本の大手取引所「コインチェック」から当時の価格で580億円相当の「ネム」がハッキングにより流出したという事件。
■2018年9月…Zaif(ザイフ)仮想通貨流出事件
仮想通貨取引所「Zaif(ザイフ)」から合計約70億円相当の仮想通貨(ビットコイン、モナコイン、ビットコインキャッシュ)が不正流出した事件。
上記のような事件をきっかけに、暗号資産取引所のセキュリティが重要視されるようになりました。
ただし、このような事件があったからこそ日本の仮想通貨に対する法整備が、他国に先んじて進み、各取引所のセキュリティ対策は大きく前進をしたことも事実です。
犯罪に利用されない仕組みを強化する努力をし続けた結果、今日の仮想通貨の盛り上がりにつながっていると言えるでしょう。
>>関連記事:仮想通貨のセキュリティは大丈夫?重要性や資産を守るための対策を解説
仮想通貨取引所のセキュリティとは?
仮想通貨取引所では、投資家から預かった仮想通貨(暗号資産)をハッキングにより流出させないために、さまざまなセキュリティ対策が実施されています。
ここでは、代表的なセキュリティ対策を2つ説明します。
- コールドウォレットの活用
- 2段階認証の徹底
コールドウォレットの活用
仮想通貨(暗号資産)の保管場所であるウォレット(=口座)には次の2種類があります。
- ホットウォレット…インターネットと接続されたウォレット
- コールドウォレット…オフライン状態のウォレット
ハッキングはインターネット経由で行われるので、ネット上で保管するホットウォレットは盗まれるリスクが高くなります。過去に仮想通貨業の取引所がハッキングされた事件も、ホットウォレットの通貨だとみられています。(CoinPost)
一方、コールドウォレットは、ネットに接続していない口座であるため、ホットフォレットに比べるとハッキングのリスクを被害を抑えることができます。
なお、金融庁による暗号資産交換業者の登録審査では、顧客の暗号資産をコールドウォレット等で管理することが義務付けられています。詳しくは次章で説明します。
2段階認証の徹底
2段階認証とは、個人がウォレットにアクセスするときのセキュリティ対策の一種で、自身が設定したログインパスワード以外に、別途、認証アプリなどで発行されるパスワードで確認を行う方法です。
万が一、悪意のある第三者からの不正アクセスがあった場合、セキュリティ認証が不正ログインをブロックし、被害を未然に防ぐことができます。
セキュリティレベルが高い取引所の見分け方
国内でも複数ある取引所の中から、「どうやってセキュリティレベルの高い取引所を選べばいいの?」と気になる方もいるでしょう。
取引所のセキュリティという視点から見た場合にポイントになるのが、暗号資産交換業者として登録されているかという点です。
暗号資産交換業者は、金融庁が管轄する登録制度で、業務内容や体制、セキュリティレベルの評価などを審査したうえで登録されます。
暗号資産交換業者の代表例
- コインチェック株式会社
- 株式会社bitFlyer
- GMOコイン株式会社
- 株式会社DMM Bitcoin
- 楽天ウォレット株式会社
- LINE Xenesis株式会社
参照:暗号資産交換業者登録一覧 – 金融庁(2022年7月時点)
登録されていれば絶対安全というわけではありませんが、業者として基本的な条件は満たしているという基準になります。
そのため取引所を決める際は、必ず事前にチェックしておきましょう。
セキュリティレベルが高い仮想通貨取引所2社
では、セキュリティレベルが高い仮想通貨取引所はどこでしょうか。
ここでは、仮想通貨(暗号資産)取引においてセキュリティレベルが高い国内取引所を2つご紹介します。
- Coincheck(コインチェック)
- bitFlyer(ビットフライヤー)
どちらも、取引所としての知名度・信用度が高い取引所です。
もし、はじめての取引所選びに迷っていたら、ぜひチェックしてみてください。
Coincheck(コインチェック)
コインチェック(Coincheck)は、金融庁登録済の暗号資産交換業者であるコインチェック株式会社が運営している暗号資産取引所です。
先述の通り2018年におきたコインチェック事件は広く報道され、仮想通貨の取引に大きな影響を与えました。
しかし、東証一部上場企業のマネックスグループの傘下に入ったことで、マネックスが持つセキュリティ技術を導入し、セキュリティを抜本的に見直しました。
その結果、現在では人気度・信頼性を取り戻し、積極的に仮想通貨取引を拡大させています。
特徴
- 運営の信頼性
- 取扱通貨数:17種類
- 初心者でも使いやすい
- 取引所の取引手数料が無料
- アプリダウンロード数、国内No.1※
※2020年1月 – 12月(データ協力:App Annie)
また、スマホ用アプリの使いやすさ・操作性にも定評があり、仮想通貨を500円から買うことができるため、初心者でもはじめやすい取引所です。
最短5分で口座開設の申し込みができます。申し込みから完了までは一定の時間が必要ですが、最短1日で取引を開始することも可能です。
一度ハッキングの被害に遭ったコインチェック(Coincheck)だからこそ、セキュリティ対策には特に敏感に取り組んでいるといえるでしょう。
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>>関連記事:【初心者向け】Coincheck(コインチェック)の始め方ガイド
bitFlyer(ビットフライヤー)
bitFlyer(ビットフライヤー)は、金融庁登録済の暗号資産交換業者である株式会社bitFlyerが運営する、日本の暗号通貨取引所です。
2014年からサービスを展開しており、取引所の中では長い歴史を誇ります。
みずほファイナンシャルグループを筆頭に国内のメガバンクなどから出資を受けており、取引所としてのセキュリティレベルも高い取引所です。
業界最長 7 年以上ハッキング0の実績も持っています。
特徴
- 各種手数料が無料
- 取扱通貨数:15種類
- サポートも充実していて安心
- 業界最長 7 年以上ハッキング0の実績
bitFlyer(ビットフライヤー)は、ビットコインをはじめ15種類の仮想通貨を100円から取引できるという特徴があります。
他の取引所と比較して最低取引金額が少額に設定されているため、仮想通貨取引をより手軽に始めることができます。
公式サイト:bitFlyer(ビットフライヤー)
仮想通貨取引を行う際の注意点
仮想通貨取引で考慮しなければならないことはセキュリティ面だけではありません。
最後に、仮想通貨を利用する際の注意点を大きく2つ紹介します。
仮想通貨を利用する際の注意点
- 価格の変動が大きい
- 国による価値の保証がない
価格の変動(ボラティリティ)が大きい
1つ目の注意点は、価格の変動(ボラティリティ)が大きいことです。
仮想通貨(暗号資産)は、利用者の需給バランスや、システムの異常といった通貨の価値を損なう事態などさまざまな要因によって、仮想通貨(暗号資産)の価格が大きく変動する可能性があります。
価格変動が大きいことは、それだけ価格が上がる可能性がある一方で、仮想通貨(暗号資産)の価格が急落し、損をする可能性もあることを把握しておく必要があるでしょう。
国による価値の保証がない
また、国による価値の保証がないことも注意すべき点です。
仮想通貨(暗号資産)は、日本円やドルなどのように国がその価値を保証している「法定通貨」ではありません。
つまり、それぞれの国や地域の経済状況の影響を受けにくいというメリットがある一方で、システムの崩壊など仮想通貨(暗号資産)の価値を大きく損なう事態が生じても、それぞれの国や地域は価値を保証してくれないということも抑えておきましょう。
>>関連記事:仮想通貨(暗号資産)は危険?注意点と対策をくわしく解説
まとめ
本記事では、仮想通貨取引所のセキュリティについて解説しました。
セキュリティレベルの高い取引所を見分けるポイントは次のようになります。
- 暗号資産交換業者として登録されている取引所を選ぶ
- コールドウォレットや2段階認証などの徹底がされているか
これらのポイントをクリアしている取引所であれば、リスクを抑えることにつながるはずです。
仮想通貨取引を始めてみたい方は、まずセキュリティの高い暗号資産取引所を選ぶことから始めてみましょう。
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