コールドウォレットとは?種類や注意点、対応済みの取引所を徹底解説

仮想通貨

コールドウォレットとは、「ウォレット」の一種で、インターネットから完全に切り離されたオフライン状態で仮想通貨を保管する方法です。

セキュリティレベルが最も高い保管方法といわれていますが、まったく問題がないというわけではありません。

本記事では、コールドウォレットの種類や注意点、対応済みの取引所の見分け方などをくわしく解説します。

コールドウォレットは仮想通貨の投資や運用をする人にとって、大事な資産を守るための重要なキーワードなので、ここでしっかり確認しておきましょう。

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この記事を書いた人
みゆのび。

1994生まれ。会社員2年(転職1回)→フリー4年目|鍼灸師を細々と続けつつ複業してます。|Webライター≫編集エディター≫株トレーダー|乗馬、読書、アニメ、学ぶことが好きです。

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コールドウォレットとは?|仮想通貨(暗号資産)用語

コールドウォレットとは、「ウォレット」の一種で、インターネットから完全に切り離されたオフライン状態で仮想通貨を保管する方法です

コールドウォレットを利用することで、不正アクセスによって仮想通貨が盗まれるリスクを防ぐことができます。

そもそもウォレットとは

そもそもウォレットとは、ビットコインやイーサリアムといった通貨を保管する場所を示します。デジタル上にある「仮想通貨専用の財布」のようなイメージです。

ウォレットは、秘密鍵と公開鍵を使った暗号システムによって、保管している仮想通貨(暗号資産)を守る仕組みになっています。

>>関連記事:ウォレットとは?初心者が知っておきたい仮想通貨のセキュリティ知識

コールドウォレットとホットウォレットの違い

ウォレットには、大きく分けて2種類の方式があります。

  1. コールドウォレット方式
  2. ホットウォレット方式

コールドウォレットとホットウォレットの大きな違いは、インターネットに接続しているか・いないかです。

先述のとおりコールドウォレットは、インターネットから完全に切り離されたオフライン状態で保管する方法です。

一方、ホットウォレットは、仮想通貨をインターネットに接続されたオンライン状態で保管する方法なので、両者の保管方法は大きく異なります。

ホットウォレットの最大のメリットは、気が向いたときにいつでも簡単に操作できる手軽さです。

取引するたびに、毎回64ケタの秘密鍵を入力するのは面倒ですが、IDやパスワードの自動入力機能と同じように自動で入力保管してくれるので便利です。

ただし、ホットウォレットは常時インターネットに接続されているため、ハッキングやウイルス感染によって大事な秘密鍵を盗まれてしまうリスクがあるので注意が必要です。

>>関連記事:ホットウォレットとは?意味やメリット、注意点などをやさしく解説

コールドウォレットの種類

コールドウォレットによる秘密鍵の保管方法は、次の2種類に大別されます。

ハードウェアウォレット

USBメモリのような物理デバイスに秘密鍵の情報を暗号化し保管する方法。

■ペーパーウォレット

暗号化した秘密鍵の文字列を紙に印刷して保管する方法。

どちらも取引をする際は、毎回、物理デバイスをパソコンにつないだり、紙に印刷した秘密鍵を手入力しなければならない手間はありますが、ネットから切断された環境で秘密鍵を保管するため、ハッキングのリスクは大幅に削減できます

仮想通貨(暗号資産)を長期保有を目的に買った人なら、そこまで頻繁に換金することはないはずなので、そういった人にとってデメリットはそれほど大きくないかもしれません。

コールドウォレットの注意点

比較的安全性が高いコールドウォレットですが、問題がないわけではありません。

本章では、コールドウォレットの注意点を説明します。

コールドウォレットの注意点

  • 管理に手間がかかる
  • 秘密鍵をなくしてしまうリスクがある

管理に手間がかかる

ハードウェアウォレットの場合はバックアップがとれるので、万が一、紛失・盗難などがあっても秘密鍵を復元することができます。

しかし、復元するために必要な「リカバリーフレーズ」も秘密鍵と同じように厳重に保管する必要があります。

秘密鍵をハードウェアウォレットに入れておき、そのハードウェアウォレットのリカバリーキーを紙に印刷して保存したり、別のデバイスに保存したり、といった二度手間、三度手間が発生します。

秘密鍵をなくしてしまうリスクがある

ペーパーウォレットの場合、重要な秘密鍵を記録した書類といっても見た目は「ただの印刷用紙」なので、別の資料にまぎれて捨ててしまったり、なくしたりなどのリスクも考えられます。

もし秘密鍵をなくしてしまうと、自分の所有する仮想通貨なのに、誰かに送金したり移転したりなどができなくなり、「Aさんのもの」という記録だけが半永久的に残ることになります。

こうして「死蔵」された仮想通貨は誰にもどうすることもできません。一説によると、発行済みのビットコインの20%ほどが「死蔵」しているという推定もあるようです。

このようなリスクを防ぐためにも、秘密鍵を自分で管理する場合は、盗まれたり、なくしたりしないように十分な注意が必要です。

参考書籍:最新 いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン/大塚雄介

コールドウォレットで保管している取引所の見分け方

国内でも複数ある取引所の中から、「どうやってコールドウォレットで保管している取引所を選べばいいの?」という方もいるかもしれません。

取引所のセキュリティレベルという観点から見た場合の指標になるのが、暗号資産交換業者として登録されているかという点です。

暗号資産交換業者は、金融庁が管轄する登録制度で、業務内容や体制、セキュリティレベルの評価などを審査したうえで登録されます。

なお、暗号資産交換業者には、顧客の暗号資産をコールドウォレット等で管理することが義務付けられています

参考:暗号資産に関するトラブルにご注意ください!|金融庁

暗号資産交換業者の代表例

  • コインチェック株式会社
  • 株式会社bitFlyer 
  • GMOコイン株式会社
  • 株式会社DMM Bitcoin
  • 楽天ウォレット株式会社 
  • LINE Xenesis株式会社

参照:暗号資産交換業者登録一覧 – 金融庁(2022年6月時点)

登録されていれば絶対安全というわけではありませんが、安全性の高いコールドウォレットで保管しているかを見分ける基準になります。

そのため取引所を決める際は、必ず事前にチェックしておきましょう。

セキュリティを強化するなら2段階認証の設定も忘れずに

2段階認証とは、個人がウォレットにアクセスするときのセキュリティ対策の一種で、自身が設定したログインパスワード以外に、別途、認証アプリなどで発行されるパスワードで確認を行う方法です。

万が一、悪意のある第三者からの不正アクセスがあった場合、セキュリティ認証が不正ログインをブロックし、被害を未然に防ぐことができます。

パスワードを厳重に管理するためにも、コールドウォレットで保管することに加えて2段階認証を設定しリスク対策を行いましょう。

コールドウォレット方式に対応済みのおすすめ国内取引所

ここでは、コールドウォレット方式に対応済みのおすすめ国内取引所を2つご紹介します。

  • Coincheck(コインチェック)
  • bitFlyer(ビットフライヤー)

どちらも安全性の高いコールドウォレットで保管しており、取引所としての知名度・信用度も高い取引所です。

もし、はじめての取引所選びに迷っていたら、ぜひチェックしてみてください。

Coincheck(コインチェック)

コインチェック(Coincheck)は、金融庁登録済の暗号資産交換業者であるコインチェック株式会社が運営している暗号資産取引所です。

Coincheckでは、暗号資産の取引や送金がスピーディーにできるホットウォレットに加え、一定額を上回る分の暗号資産については隔離運用されたコールドウォレットで管理するシステムになっています

そのため、万一不正アクセスを受けた場合でも、コールドウォレット内に保管された通貨への影響を避けることができますCoincheckのウォレットは、Coincheckのアカウントを作成することで利用できます。(参照元:Coincheck 公式サイト

Coincheckの特徴

  • 運営の信頼性
  • 取扱通貨数:17種類
  • 初心者でも使いやすい
  • 取引所の取引手数料が無料
  • アプリダウンロード数、国内No.1

※2020年1月 – 12月(データ協力:App Annie)

スマホ用アプリの使いやすさ・操作性にも定評があり、仮想通貨を500円から買うことができるため、初心者でもはじめやすい取引所です。

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最短5分で口座開設の申し込みができます。申し込みから完了までは一定の時間が必要ですが、最短1日で取引を開始することも可能です。

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bitFlyer(ビットフライヤー)

bitFlyer(ビットフライヤー)は、金融庁登録済の暗号資産交換業者である株式会社bitFlyerが運営する、日本の暗号通貨取引所です。

bitFlyer(ビットフライヤー)で所有する約100%のビットコインは、ネットワークから隔離されたコールドウォレットに保管されており、多数の物理セキュリティロックと、24時間監視システムにより強固に守られています。(参照元:bitFlyer のセキュリティ

特徴

  • 各種手数料が無料
  • 取扱通貨数:15種類
  • サポートも充実していて安心
  • 業界最長 7 年以上ハッキング0の実績

bitFlyer(ビットフライヤー)は、ビットコインをはじめ15種類の仮想通貨を100円から取引できるという特徴があります。

他の取引所と比較して最低取引金額が少額に設定されているため、仮想通貨取引をより手軽に始めることができます。

公式サイト:bitFlyer(ビットフライヤー)

【Q&A】仮想通貨(暗号資産)に関するよくある質問

最後に、仮想通貨(暗号資産)に関するよくある質問を紹介します。

Q:仮想通貨(暗号資産)って何ですか?

仮想通貨(暗号資産)とは、インターネット上で利用できる世界共通のデジタル通貨のことです。日本銀行では仮想通貨(暗号資産)のことを、インターネット上でやりとりできる財産的価値と表現しています。

買う・貯める・増やす、使うといった取引(=トランザクション)をすべてインターネット上で行えることが仮想通貨(暗号資産)の特徴です。詳しくは下記の関連記事をご覧ください。

>>関連記事:【初心者向け】仮想通貨とは?基礎知識や種類、始め方をやさしく解説

Q:仮想通貨(暗号資産)は何から始めればいいの?

仮想通貨取引を始めるには、まず取引所で口座(ウォレット)を開くことからスタートします。

口座開設は、ネット上で基本情報や本人確認書類をアップデートするだけなので初心者でも簡単にできます。もちろん、口座の開設や維持にかかる費用は、どの取引所でも基本無料です。詳しくは以下の関連記事をご覧ください。

>>関連記事:【初心者向け】仮想通貨の始め方と事前ポイントをわかりやすく解説

Q:仮想通貨(暗号資産)はいくらから買えるの?

仮想通貨の最低投資額は取引所によって異なりますが、数百円から取引が可能なところが多いです。詳しくは以下の関連記事をご覧ください。

>>関連記事:仮想通貨はいくらから買える?最低投資額を初心者に向けて解説

Q:仮想通貨(暗号資産)のメリット・デメリットは?

仮想通貨(暗号資産)は、いつでもどこからでも取引できる自由さや小額から取引できるといったメリットがある一方、価格変動が大きいことやセキュリティの問題といったデメリットもあります。詳しくは以下の関連記事をご覧ください。

>>仮想通貨(暗号資産)のメリット・デメリットを徹底解説

まとめ

本記事では、コールドウォレットの種類や注意点、対応済みの取引所の見分け方などを解説しました。

コールドウォレットは、インターネットから完全に切り離されたオフライン状態で仮想通貨を保管する方法です。

コールドウォレットを活用することが、自分の資産を守ることにつながります。

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参考書籍

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