「ワクワクする仕事ってどんなもの?」
「自分は仕事にワクワクしていないけど、みんなはしているのかな?」
こんな疑問にお答えします。
「ワクワクする仕事」とは、嬉しい・楽しいことが起きると期待が持てる仕事のことです。
仕事にワクワク感を感じるかどうかは、その人の価値観や置かれている立場・状況によって異なります。
でもせっかく働くなら、ワクワクできた方が人生も楽しくなりそうですよね。
本記事では、仕事にワクワクしている人・していない人の割合やそれぞれの特徴、心が躍る仕事のポイントなどを解説します。
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仕事にワクワクしている人はどのくらい?
そもそも「ワクワク」とは、嬉しい・楽しいことが起きる「期待感」に心を躍らせているような、明るい感情を表す言葉です。
仕事において、モチベーションや生産性にも関わる「ワクワク感」ですが、実際にどのくらいの人が、ワクワクを感じながら仕事をしているのでしょうか。
実は、ワクワクしている人は少数で、ワクワクしていない人の方が圧倒的に多いというデータがあります。
パーソル総合研究所が日本全国の20代〜60代の対象者1,034名に対して行った調査では、以下の結果が得られたそうです。
「私は、仕事においてワクワクしている」の回答結果
- 強くそう思う…3.9%
- そう思う…6.9%
- どちらかといえばそう思う…17.0%
- どちらともいえない…26.8%
- どちらかといえばそう思わない…16.4%
- どちらともいえない…15.1%
- まったくそう思わない…13.9%
ざっくりまとめると、明確に「ワクワクしている」と回答した人は全体の約1割。
一方、「ワクワクしていない」と回答した人は、全体の半数近くいることがわかりました。
ちなみに同調査で、「仕事においてワクワクすることは大事なことだ」と考えている人は、全体の約6割以上いることが確認されています。
つまり、仕事にワクワク感を持つ必要性はわかっているけれど、実際はワクワクできていない人がたくさんいるといえます。
そもそも「人はなぜ働くのか」気になる方は以下の関連記事も合わせてご覧ください。
>>関連記事:「人はなぜ働くのか?」理由トップ5と目的に迷ったときの名言
仕事にワクワクしている人の特徴
ここからは、仕事にワクワクしている人の特徴をみてみましょう。
仕事に対してワクワクするためのヒントが見つかるかもしれません。
【仕事にワクワクしている人の特徴】
- やりたい仕事についている
- 主体的に働いている
- プラス思考
- チャレンジすること、学ぶことが好き
それぞれ説明します。
やりたい仕事についている
憧れていた仕事、好きなことの延長線にある仕事など、自分の希望通りの仕事についている人は、モチベーションが維持しやすく、ワクワクを感じている人が多い傾向があります。
もし失敗したり、怒られたりしても好きな仕事のためなら頑張れますよね。
ミスしても「自分が選んだ道なんだから」と、自ら改善策を考え行動することができます。
主体的に働いている
上司の指示に従って作業をこなすだけではなく、業務の目的や意味を自分の頭で理解しながら業務に取り組める人も、仕事に充実感を得られやすいです。
また物事に対する探究心も強いため、どんな仕事でも興味を持って取り組め、結果的にワクワクと楽しむことにつながります。
プラス思考
何事においても「うまくいく、きっと大丈夫。」と常に前向きな考え方ができる人は、仕事に対しても前向きでワクワクを感じやすいです。
困難なことが起きても、「ピンチはチャンス」とすぐに切り替えて、乗り越えようと努力することができます。
チャレンジすること、学ぶことが好き
チャレンジ精神旺盛な人は、退屈を感じる間もなく、どんどん新しい仕事や環境に飛び込むことができるので、基本マンネリ状態に陥りません。
リスクを恐れず、自分のやりたいことに挑戦することで、ドキドキワクワクを感じる機会を自ら作っているからです。
また学ぶことが好きな人も、仕事を通して得られた情報や経験が喜びになるので楽しそうに仕事をしている人が多いです。
筆者も学ぶことが好きなタイプですが、「もう学ぶことはないな」と思うと急に冷めてしまう側面もあります。
仕事にワクワクしていない人の特徴
一方、仕事にワクワクしていない人の特徴もサラっと見ていきましょう。
【仕事にワクワクしていない人の特徴】
- お金や生活のためだけに働いている
- 働く目標がない
- 人間関係に疲弊している
- 新しい発見や学ぶことがない
お金や生活のためだけに働いている
「生活のため」「家族を養うため」などお金のためだけに働いている人もいると思います。
しかし「最低限の生活費さえ稼げれば良いや」と思っていると、仕事も最低限の労力で作業をこなすだけになるため、楽しさはなくなります。
日本の会社は、よほどのことがない限りクビになりにくいですし、会社にいれば生活は保障されています。
このようなぬるま湯は、ぬくぬくして気持ち良い反面、ワクワク感を求めようとしなくなり、気づいたときには「ゆでガエル」状態になる可能性もあります。
働く目的がない
目的や目標がないと「なんで働いているんだっけ?」と働く意味を見失ってしまいがちです。
この状態が続くと、だんだんとネガティブ志向が強くなり、結果的に働くことすらしんどくなってしまう可能性もあります。
そんなときは、今一度自分と向き合い、本当は何をしたかったのかをじっくり考えてみると良いでしょう。
人間関係に疲弊している
「上司が理不尽に怒ってくる」
「同僚がみんなイライラしている」
こんなネガティブ要素が蔓延している職場環境では、ワクワクを感じる以前に、健全に働くことすら難しいです。
私たちのからだは、ストレスを慢性的に受け続けると、からだの調節バランスが崩れて、不調を起こし、最悪の場合、心が壊れてしまうこともあります。
不調のサイン
- 食欲がない
- 何もないのに涙が出る
- ずっと気分が沈んでいる
- 寝つきが悪く、安眠できない
- 急にイライラしたり、悲しくなったりする など
不調があらわれるほど職場の人間関係に悩みながら仕事をしているなら、我慢せず、部署異動を希望したり、それでもだめなら転職を考えることをおすすめします。
新しい発見や学ぶことがない
新しい発見や学びなど得るものがない仕事、もしくは業務に慣れて新鮮味がなくなってしまった仕事は、ただ作業をこなすだけの状態になるので、ワクワクを感じられなくなります。
冒頭でも説明した通り、「ワクワク」の定義は、嬉しい・楽しいことが起きる「期待感」に心を躍らせているような、明るい感情を表す言葉です。
マンネリ化した仕事を続けても、心を躍動させることは難しいでしょう。
ワクワクを感じやすい仕事のポイント3つ
仕事にワクワク感を感じるかどうかは、その人の価値観や置かれている立場・状況によってさまざまです。
でもせっかく働くなら、ワクワクできた方が人生も楽しくなりそうですよね。
「ワクワクする仕事ってどんなもの?」
そんな方に向けて、本章では、ワクワクを感じやすい仕事のポイントを3つ紹介します。
- 新しいことに挑戦できる
- 報酬や待遇が良い
- 楽しそうに働く人が多い職場環境
「最近仕事がつまらない…」という方は、どれか1つでも当てはまる仕事を探してみましょう。
1. 新しいことに挑戦できる
新しいことに挑戦できるかは、ワクワクする仕事のポイントのひとつです。
新しいプロジェクトや企画に向けて、「どうすれば成功できるか」「参加した人に喜んでもらうにはどうするか」など、創意工夫のアイディアを考えると自然とワクワク感が生まれます。
また、仕事を通して充実感や手ごたえを感じると、モチベーション維持にもなります。
2. 報酬や待遇が良い
仕事に対して適切な報酬や待遇が得られることも重要です。
好きな仕事だとしても、給与・報酬が少なかったり、残業が多くてプライベートな時間がない、など待遇が悪ければ、不満が生まれてしまいます。
業務内容と報酬のバランスが保たれていれば、モチベーションもアップして、より主体的に仕事ができるでしょう。
3. 職場環境が良い
自分に合った職場環境であることもポイントです。たとえば、次のような環境を想像してみてください。
- 業務の無駄がない
- 尊敬できる上司がいる
- パワハラやセクハラがない
- 職場にいる人がみんな楽しそう
- 新しくて便利なものを取り入れることに積極的 など
このような環境なら、毎日、前向きな気持ちでワクワクしながら仕事に取り組めそうですよね。
また、テレワークやフレックスタイム制など自分が希望する働き方ができたり、福利厚生が整った環境で安心して働けたりすることも、喜びを大きくできる環境です。
このままでいいのか迷ったら、とりあえず転職サイトを見てみよう
「今の仕事はつまらないけど、転職する勇気はまだない…」
「自分に合った楽しい仕事ってあるのかな」
このような方は、とりあえず転職サイトに登録だけして、どんな仕事があるのか見てみることをおすすめします。
気になる仕事が見つかったり、今とは違うイキイキした自分のイメージが湧いてくるかもしれませんよ。
ちなみに、転職サイトの求人はどれも同じではありません。
どれか一つに絞るのではなく、2〜3つほど複数利用した方が、選択肢が広がります。
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まとめ
本記事では、仕事にワクワクしている人・していない人の割合やそれぞれの特徴、心が躍る仕事のポイントなどを解説しました。
実際、仕事にワクワクしている人は少数で、ワクワクしていない人の方が圧倒的に多いことがわかりました。
心を躍らせながら働くには、「新しいことに挑戦できる」「報酬や待遇が良い」「職場環境が良い」といった観点がポイントです。
「最近仕事がつまらない…」という方は、思い切って転職し、環境を変えてみてはいかがでしょうか。
そう考えるだけでワクワクする方は、きっとわくわくする仕事と出会えるはずです。