「ダイエットに成功したらモテた」という意見をメディアやSNS、友達などから聞いたことがある人は少なくないでしょう。
でも、
- 自分が痩せたらモテるのかな
- そもそも痩せたらモテるって本当なの?
と、ちょっと疑問が残りますよね。
そこで本記事では、ダイエットしたらモテる理由やどんな人が効果的なのか、モテるダイエットのポイントを解説します。
なぜダイエットしたらモテるの?
ダイエットして痩せたらモテる理由は人によってさまざまですが、大別すると次の3つが挙げられます。
- 見た目のシルエットがよくなる
- ファッションが楽しめる
- 自分に自信が持てるなど
太っていると、自分に自信がなく、体型を隠すようにダボっとした服装を好み、身だしなみは適当…そんな心・からだが抱えやすい負の傾向が前向きに変わってくるのです。
ここでは、それぞれの理由を深堀していきます。
見た目のシルエットがよくなる
スタイルが良い女性は、「清潔」「カッコいい」「美しい」といった見た目の好印象を受けやすいため、結果、モテやすくなります。
太っている人がダイエットをすると、からだの老廃物が減り、お腹のたるみやぜい肉といった「だらしない部分」がなくなり全体的にシュッとした見た目になります。
また、筋トレをすることで筋肉が程よく引き締まり、姿勢も良くなるので全身のシルエットが美しくなります。
芸能人やモデルのような体型ではなくても、健康的なシルエットであれば十分に魅力的なので男性から自然とモテるようになるでしょう。
ファッションが楽しめる
シルエットがよくなると今までサイズを気にして着れなかった洋服を楽しめるようになります。
色んな服を着て、ファッションを楽しむことはモテるために必要なスキルです。
お気に入りの服を着ればテンションも上がり、笑顔が増え、いいこと尽くめです。
自分に自信が持てる
ダイエットで痩せていく経験をすることは、自信につながります。
ダイエットを始める人は、多くの場合、自分にコンプレックスを持っていて自信がありません。そういった人は、自己肯定感が低い傾向にあります。
ダイエットしていると、体重が減ったり、見た目がよくなったりという『小さな成功体験』を感じる機会が増えます。
そのため、「自分はここまで痩せられた」「やればできるんだ」とポジティブになり、自分を素直に肯定してあげられるようになるのです。そんなあなたは自然とキラキラ輝いて見えるでしょう。
こんな人はダイエットしたらモテる
「痩せたらモテそう」「痩せたら可愛い」という意見があると思いますが、具体的にどんな人がモテるポテンシャルを持っているのでしょうか?
見た目が変わってくる体重の目安は、個人差はありますが、だいたい3~5㎏減量した頃からと言われています。
そして、痩せると一番変化する且つ、周りが気づきやすいのは「顔」です。
▼美人に大変身するのはこんな人(一例)
- 浮腫みで顔がパンパン
- まぶたの脂肪がついていて、目が小さい
- 首が太くて、二重あご
痩せるとむくみや脂肪がなくなり、顔のパーツがはっきりとします。
目鼻立ちがくっきりしているのはモテる要素のひとつですから、上記に当てはまる人は、痩せると見た目が変わりモテるポテンシャルがある人と言えるでしょう。
>>関連記事:健康体重は何キロ?計算式と一覧表でチェック!キープする方法も解説
モテるダイエットのポイント3つ!
最後に「モテるにはどんなダイエットが必要なの?」という疑問にお答えします。
ダイエットとひとことで言っても、さまざまなダイエット法がありますが、どれを選ぶにしろ健康的に痩せるためのポイントは下記の3つです。
- バランスのよい食事
- 適度な運動や筋トレ
- 十分な睡眠
それぞれについてご説明します。
1.バランスのよい食事
短期的な結果を求めて、極端な食事制限や偏った食生活は、逆効果を招いてしまうので避けましょう。
食事で大事なのは、摂取カロリーオーバーを防ぐことと、栄養バランスの良い食事を摂ることです。
厚生労働省による「日本人の食事摂取基準2020年版」ではエネルギーをはじめ、各栄養素の摂取量の基準値を定めています。栄養素に偏ることなく、バランスの良い食事を心がけましょう。
さらに次の3つのポイントを意識しましょう。
腹八分目
お腹いっぱいまで食べることは栄養過多につながるため、食べ過ぎは注意です。
お腹いっぱいと感じたら、無理して全部食べようとはせず次の食事にまわしたり、お菓子のカロリーを気にする癖をつけましょう。
塩分は控えめ
塩分を摂り過ぎると、からだは塩分濃度を下げようとして水分をため込むため「むくみ」の原因にもなります。
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準2020年版」によると、1日の塩分摂取量の基準は、男性7.5g未満、女性6.5g未満とされています。
自炊するときは減塩を心がけましょう。
よく噛む
食事はよく噛むことも大切です。
食べ物をよく噛んで食べることで、胃腸の負担を減らし消化吸収がしやすくなります。
さらに、「満腹中枢」が刺激されることで食欲を抑制する効果につながります。
仕事や家事で忙しいときに、つい食事を菓子パンで済ませることもあるかも知れませんが、菓子パンはカロリーばかりが高くて、歯ごたえがないので太りやすくて当然です。
ダイエットを成功させるためにも歯ごたえがある食材を選び、30回以上は噛むことを意識しましょう。
「カロリーの計算が面倒くさい」「自炊をしている時間がない」という方は、忙しい日に限り完全栄養パンに代替してみてもいいかもしれません。
2.適度な運動
美しく健康的に痩せるために運動も欠かせません。
運動にはランニングやウォーキングなどの有酸素運動と筋トレのような無酸素運動があります。
しかし、「忙しくてなかなか運動する時間を確保するのが難しい」という人は、日常生活に組み込んでしまうのが、効率よく続けるコツです。
▼おすすめの「ながら運動」
- エスカレーターよりも階段
- 目的地の一駅前に降りて歩く
- デスクワーク中は太もものクッションを挟む(=内転筋を鍛える)
- 歯磨きやドライヤーをしながらスクワットなど
ハードな運動を継続できるほどの強いハートを持った人はきっと少ないはずです。人間は「楽をしたい」生き物なのでそれは仕方のないことです。
きつい運動をしてしまうと運動が嫌になったり、一度さぼることで自信がなくなりそのままやめてしまう可能性が高くなるので、無理のない範囲で続けられる運動を行いましょう。大切なのは継続することです。
自宅でできる筋トレ
下記に自宅で簡単にできる筋トレもまとめましたので、余裕がある方は出来る範囲でチャレンジしてみてください。
▶プランク(体幹トレーニング)
プランクはお腹やお尻の引き締め、体幹(インナーマッスル)など全身トレーニングに効果的な筋トレです。
【やり方】
- うつぶせになり、肩幅程度に広げた肘で上半身を支える
- つま先、肘で体を支えて、体が一直線になるようにキープする
はじめは10秒を目安にキープし、慣れてきたら徐々にタイムを伸ばしていきましょう。
※キープ中はお尻が上がってこないように注意しましょう。
▶ワイドスクワット
ワイドスクワットは、太ももとお尻、足全体にアプローチできるので、スラリとした足を目指したい方におすすめです。
【やり方】
- (基本姿勢)足を肩幅より広く開き、つま先は外に向けて立つ。両手は頭の後ろか胸の前で組み、背筋を伸ばす
- 息を吐きながら、ゆっくり腰を下ろしていく
- 太ももと床が並行になったら、ゆっくり元の姿勢に戻る
これを10回×3セット行います。
※膝を曲げるとき、つま先より前に膝が出ないように意識しましょう。
▶ヒップリフト
ヒップリフトはお尻や腰回り、背筋の引き締めに効果的です。
【やり方】
- 仰向けになり、両腕は体の横におき、両ひざを立てる
- 息を吐きながら、手のひらで床を押すようにして、腰を上げる
- ゆっくり息を吐き切ったら、息を吸いながら、ゆっくりと腰を床に下ろし元に戻る
これを5~10セットおこないましょう。
「一人で運動を続けられるか不安…」という方は、トレーナーがサポートしてくれるパーソナルジムがおすすめです。
3.十分な睡眠
睡眠には、心身の回復・脳の整理・ストレス解消などの役割があります。また、睡眠中はダイエットや健康・美容に大きく影響するホルモンが分泌される時間なので、ダイエットを制するには大事なポイントです。
質のいい睡眠をとるとこれらの作用やホルモンの分泌量が増え、代謝アップや食欲を押さえることに繋がります。
ダイエットを成功させるためにも、質のいい睡眠を毎日7〜8時間とる生活習慣を心がけましょう。
>>関連記事:ダイエット中は何時に寝るのが正解?睡眠の効果やポイントを解説!
まとめ|ダイエットでモテる自分に大変身しよう!
本記事では、ダイエットしたらモテる理由やどんな人が効果的なのか、モテるダイエットのポイントを解説しました。
ダイエットして痩せたら、あなたの魅力がより引き出されモテる可能性はぐ~んとアップするでしょう。
結果はすぐに出なくても大丈夫です。数字にとらわれず小さな「今日出来たこと」を積み重ねてダイエットを楽しく乗り切りましょう。